こんばんはでございます。役者の大川でござります。ペコリ。
もうGWも今日で終わり。時間が経つのは本当に早いです。怖いのか悲しいのか淋しいのかよくわかりません。

この前観たお芝居(DVDでだけど)の前口上で「3月は色々なことを選択するときだ」というようなことを主役の女優さんが言っていて、観てるときは「確かにそうかもな」と思いました。ですが、よく考えてみると僕自身は3月に何かその先のことを選択した経験ってない気がします。3月はこの国では年度末になるわけで、それだからこそ「選択するとき」と表現したのでしょうが、4月からのことを3月に決めることってそんなにないと思います。
例えば、どの大学に進学するかが決まったのは確かに3月ですが、それは合格が決まったのが3月だったからで「合格したらこの大学に進む」っていうことはもっと前に選択しているのが普通だと思いますし、僕は実際そうでした。3月に入学する大学が決まるのは単なる「決定」です。「選択」っていう言葉はちょっと違うかなと思います。むしろ3月は「決定」の時期なのかも知れませんがよくわかりません。

じゃあ、いつが「選択」の時期なのかなと考えたとき、僕に限ったことを言えば、この5月や次の6月がそうなのかなという気がします。まぁ、単純に僕が今、私事で選択を迫られているからそう感じるだけかも知れませんが、実際に高校のときに「もうこんな高校行くもんか」と思って登校拒否を始めたのは6月だったし、「綺畸に入ろう」と決めたのは5月でした。そういや、初めて女の子と付き合ったのも5月でした(笑)
みなさん1人1人「選択」の時期って違うんでしょうね。僕みたいに5月や6月と言う人は逆に珍しいのかも知れません。もしも「選択」をすることで少しずつ成長できるのなら、6月の公演期間中は僕にとって成長期で、その成長期を皆さんにご覧いただけるのだと思います。あと、本番までちょうどひと月。どれだけ選択をすることがあるのでしょうか。わかりません。わくわくもしません。むしろ怖いです。怖いけれど、逃げちゃダメなんだろうな。逃げるときは人生から逃げればいいと思うので、選択からは逃げないようにしたいです。